なぜブログを作ったか

今までは、あえて閉じた場所でのみPHP等の話を書いていた。
なぜならそれは、どちらかと言うと自分自身のメモ的な意味合いが強かったということもあるし、その内容はほとんどが陳腐なものである、と感じていたためで、公開して議論するほどの事はないだろうと考えていたからだ。
それになにより、公にするのは逆に自分の無知をさらけ出す行為に等しいのではないか、と、そんな感覚に縛られていたのだ。


だが、最近様々な情報に目を配るようにし、ブログ上で議論が行われている現状を目にすることが多くなった。
そのような状況を目にするにつれ私は、自身が発見した問題や所持している情報を閉じた空間の中で停滞させるのはあらゆる面からいって良い事ではない、と考えるに至った。


私自身はたいした腕もなく、クリティカルな問題を指摘できる頭脳も知識もない。
下手をすると、問題に対して指摘した内容そのものが逆に間違っている可能性すらあるほどだ。
(これは謙遜ではなく事実だ。私のことをよく知る方は、私がそのような間違いを頻繁に犯す軽率な人間であることをよくご存知だろう。)

しかし、(有益かどうかはともかくとして)持っている情報は開示・共有するという行為は、少なくとも現状に対してマイナスに作用することはほとんどない、と私は考える。
たとえそれが、誤った情報であったとしてもだ。


正しい情報であれば、それが開示されることが結果として良い循環を生む事は、もはや考察するまでもない。
仮に誤った情報であったとしても、それを開示することで更なる有識者の方々から過ちを指摘してもらえる可能性が生まれる。
もしそうなれば、自分が正しい知識を得るのみならず、同じ誤解を持っていた別の人にとって、その誤解を訂正する機会を与えることになる。


もちろん、情報の開示が一時的に悪循環を生む可能性もあるが、中長期的に見ればその影響は取るに足らぬ物となるだろう。
そうでなければ、オープンソースプロジェクトが支配的な位置を占める現状は存在し得ないからだ。
従って、自分の得た技術関係の情報をオープンな場に晒す事は、自分にとっても他人にとってもけして無駄なことではない、と思い至り、このようなブログ作成に着手することにしたのである。

長いので要約

二言で言えてしまう。
「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」
「情けは人の為ならず」
この諺の示す意味の下、公開ブログを作ろうと思ったに過ぎない。

最後に

長々と書いたわりに・・・。
まとまりが無い?内容が薄い?
仰るとおりである。
ただ単に、下らない事を大げさに書くのが好きなだけの下らない人間なのだ、私は。


さて、登録初日からつらつらと書き連ねたが、まだまだはてダの操作や設定はテスト段階。
当面は、遊びも兼ねて雑記ばかりになるかもしれない。
ま、何事でも最初からものすごい事が出来る場合など滅多に無い。
色々と、弄くり倒して行こうと思う。